備忘録的な。

観た試合の備忘録的な。

リーガ32節 セビージャxレアル・マドリー

セビージャ

ボノ

ナバス クンデ ジエゴ・カルロス アクーニャ

ジョルダン ラキティッチ

ラメラ パプ・ゴメス テカティー

マルシャル


レアル・マドリー

クルトワ

バスケス ミリタオ アラバ カルバハル

モドリッチ クロース カマヴィンガ

バルベルデ ベンゼマ ヴィニシウス


前半

開始早々から、光るジョルダンの展開。

タッチから展開までのスピードが早くて

あっという間に中を経由して逆サイド。

8分のシーンでも直前のインターセプトから、

マルシャルへ楔の縦パスを送ったり

素晴らしい入り。セビージャの中心。

なぜ代表に呼ばれないのか不思議なレベル。

バルサ相手にも、マドリー相手にもやれてる。

他の選手ではテカティートが左で起点を作り

バスケスを押し込む。

マルシャルも身体を張って収めて味方を活かす。

怪我でいなくなった後前線でボールが

収まらなくなったので貴重な存在となってる。

守備ではボノはいつも通り尽く防ぎ、

クンデも強さ速さ見せジエゴ・カルロスは

見事にシュートをブロックしている。

2点取れた30分くらいまではマドリーの

省エネプレスもあり、攻守で上回ってる。

次はマドリーの話。

カマヴィンガとクロースの共存が怪しい。

スタートから左IHに使われたカマヴィンガだけど、

まずは自分が中で受けて経由するイメージを

強く持っているように思えるので

アンカーのクロースと重なる場面が多い。

ジョルダンが守備時出てくるのでもっと

背中をとっても良いのだろうけど、

スタートが低いので押し込まれる要因に。

2点取られた後、カマヴィンガ底にして

クロースを左に回した時間はボールの循環が

上手くいくようになって押し込むことに成功。

他にもプレスの強度だったら色々な要素が

多くあったけど配置を明らかに弄ったのはここ。

バルベルデも空回りが多かったけど、

30分過ぎから奪う場面が出てきて乗ってきている。

押していたけど取り切れず、前半終わり。


後半

インサイドに入ったモドリッチがとにかく凄い。

左ハーフスペースに顔を出し続け

カルバハルとヴィニシウスを操る。

左で作って右で刺す形の出来上がり。

バルベルデの強度も右IHで光って

何度もボールを回収していた。

後はロドリゴ、スペースへの入り方が

抜群に上手くて急所を捉える嫌らしさ。

カルバハル、ヴィニシウス、モドリッチ

左でポジションを代えながら圧力を強め

セビージャは押し込まれてる。

ここで前に出るパワーが欲しいのだけど、

ラファ・ミルが競り合いで勝てない。

スピード勝負でも、高さでも圧倒されて

ボールが収まらず起点になれていなかった。

押し込まれたセビージャは選手交代で

流れを引き戻しに。

まずはグデリ、アウグスティンソンで

ボールを奪う場面を増やし、オカンポス

前に出るパワーを補強していった。

ロペテギのこの狙いはハマっていて、

押し返しチャンスを作っていった。

ただここで決まられないセビージャ、

自ら流れを手放したような展開となり

ナチョの同点弾、ベンゼマの逆転弾と繋がる。

ディフェンスラインは押し込まれても

ラインを下げ過ぎず踏ん張っていただけに、

前の選手が応えられなかったもったいない敗戦。