備忘録的な。

観た試合の備忘録的な。

リーガ2節 ビジャレアルとエイバル

リーガ2節 ビジャレアル–エイバルの思ったこと。

 

ビジャレアル

1アセンホ

2マリオ・ガスパール

3アルビオル

4パウ・トーレス

24ペドラサ

11チュクウェゼ

5パレホ

19コクラン

23モイ・ゴメス

7ジェラール・モレーノ

17パコ・アルカセル

 

17エイバル

1ドミトロビッチ

20コレラ

4オリヴェイラ

3ビガス

11ソアレス

18レシオ

6セルヒオ

10エスポジト

21ペドロ・レオン

17キケ

14乾

 

●前半

〜10分

エイバルの練度の高いプレスに繋ぎの部分で苦戦。

センターバックが開き、パレホを中心にビルドアップするも

受け手もしっかり潰してくるので自陣から出れない展開。

とくにビジャレアルの左SBペドラサはボールを持った時に顔が上がらず

中を見れないので狙われる。

モイ・ゴメス、ジェラールが降りてボールを受け、チュクウェゼ、パコが

裏を伺う形は見えてる。

〜20分

大体どのチームもプレスが持つのは20分なので

エイバルは徐々に落ち始める。パレホが少ないタッチで展開するし

ジェラール、モイ・ゴメスも相手の隙間で受け始めてボールが前進する。

〜30分

25分の場面、アルビオルからモイ・ゴメス、そしてダイレクトでパコへと繋ぐ

素早い展開で一気にゴール前まで。

20分超えたエイバルのプレスは一旦落ち着き、ますます輝くパレホ。

一気に逆サイドまで速いボールを出してしまうのでどうしようもない。

チュクウェゼがオフサイドにかかりまくっている。

〜45分

オフサイドの数が多く、ボールホルダーへのプレスは外せて

顔も上がっているけど受け手とのタイミングが合わない。

ここで取れないとシーズン苦労すると思う。

左はモイ・ゴメスが受けてパコが抜ける。

右はチュクウェゼが抜けてジェラールが受ける。

形は見えているのであとはディテール。

 

●後半

〜10分

HTを挟んで失点しなかったので復活するエイバルのプレス。

後半更に狙いが鋭くなり、相変わらず狙われるペドラサ、そしてパレホに

ボールを受けさせないよう頑張る。

するとコクランが動いてボールを受けたがすかさず刈り取り

ショートカウンターを完結。

得点後も狙いは変わらず。ペドラサは上がるタイミングは良いけど

ボールを持った時に物足りなさ。

〜20分

上手くいかなかったペドラサ、コクランを下げてエストゥピニャンとイボーラ。

このエストゥピニャンの投入が早速活きたのが得点シーン。

左の深めの位置でボールを持つとすぐに顔を上げて中に嫌らしいボール。

処理仕切れず零れたボールを拾い、ジェラールの理不尽で同点。

〜30分

ゴールの8分後、次はパレホ起点にモイ→ジェラール→パコと繋いで

あっという間に逆転。

ビジャレアルはプレスが弱まると少ないタッチ数で繋げる場面が増えて

増えて決定機に繋げられる。

この得点で面白かったのがイボーラのプレー。

動かない事で、相手のマークを止めてパレホとの縦関係を作った。

パスコースが見えているのでパレホに出すときもコーチングしてる。

〜45分

リードしてからは442のコンパクトなブロックで封殺。

中盤とディフェンスラインの間を締めて外を循環させる。

その後は選手交代ラッシュでよく分からなくなった。

久保の出来は途中投入だけど見せ場作れて良かったと思う。

右では抜けるプレー、中では間受け。

 

●総評

ビジャレアルはまだまだ重たいビルドアップだったり

呼吸の合わなさだったりで課題は見えていたけど

面白いチームになる要素あり。

エメリがやりたいのは、ダイレクトプレーの多い素早いフィニッシュのはず。

抜ける選手、受ける選手の役割がハッキリしているロジカルなサッカー。

補強候補でカジェホンが上がったりしてるのは裏抜けの達人だからかな。

 

久保の出番で言うと、ライバルはジェラール・モレーノとモイ・ゴメスか。

どちらもフル出場でいいプレー見せてたし、

しばらくは途中からアピールすることになりそう。