備忘録的な。

観た試合の備忘録的な。

リーガ3節 ベティスとマドリー

ベティスとマドリーの雑感。


ベティス

ジョエル

エメルソン

マンディ

バルトラ

アレックス・モレーノ

ホアキン

ギド・ロドリゲス

ウィリアム・カルバーリョ

カナレス

フェキル

サナブリア


マドリー

クルトワ

カルバハル

ヴァラン

ラモス

メンディ

バルベルデ

クロース

カゼミロ

ウーデゴーア

ベンゼマ

ヨビッチ


感想

〜15分

マドリーの形は、

ベンゼマとヨビッチで相手CBを止めて

メンディの走力を活用しめ裏を取らせ、

相手ボランチ背後をウーデゴーアや

バルベルデ侵入していく。

最初はプレスも鋭く、掴み所がない

攻撃にベティスがアタフタ、

あっという間に先制に成功。

ベティスとしては、

442で中を閉じながらボール奪って

鋭いカウンターって形は良くて

何度かゴール脅かしたけど

決定力でマドリーに上回られた序盤。

人数が揃ってるのに失点したのは

もったいなかった。


〜30分

マドリーのプレスが少し弱まると、

中盤の守備に綻びが見え始める。

カゼミロが奮闘して潰し続けるも

1人じゃ流石に限界がある。

降りるフェキル、中に入るホアキン

カナレスに翻弄されて潰せずに

ヴァランとラモスの仕事が増えていく。


〜45分

序盤の勢いはなく、プレスが弱まり

押し込まれる場面が増え、

コーナーキック、カウンターで

ベティスが逆転。

ベティスは中盤背後の使い方上手く、

フィルタを掛けられないマドリーの

構図が続く。

マドリーの攻撃も、メンディのサイドに

蓋をされて裏抜けも見れなくなった。

エメルソンが晒されないよう、

二列目の選手、ギド・ロドリゲスが

きっちりとカバー。


〜後半

イスコ、モドリッチが投入されて

左サイドに比重。

ハーフスペースにイスコが侵入して

メンディが再び裏を狙って、

左が重くなることで右へのスライドも

遅れ始めたなーってところで

相変わらずの決定力でマドリーが同点。

モドリッチも作りの場面で左を意識。

得点シーンでは、モドリッチの縦パスが

スイッチになり、ベンゼマポストプレー

受けたバルベルデがカルバハルへ、

そして最後は再びベンゼマ

ベティスが良いサッカーしているのに

マドリーの決定力が化け物過ぎて

どうもならなかった。

この後の展開は退場があったり、

物議を醸す判定があったので触れない。


個人の話

ヨビッチは相手ディフェンスラインに

張り付いてCBをピン留め。

代わって入ったマジョラルは引き出す

動きを結構していたので、

張り付いたのはジダンの指示が否か。

ただ相手ラインに張り付くプレーは、

全然ボール触れなかったけど

ベンゼマを活かす意味では良かったと思う。

でもこの使い方していい金額の

選手じゃないだろうし、

本人の資質考えると、また難しい。

ベンゼマが偉大過ぎるので

ポジション奪取は不可能に近い。


疲れたのでここまで。



リーガ3節 バレンシアとウエスカ

バレンシア

ジャウメ

ヴァス

ギジャモン

ディアカビ

ガヤ

ジェイソン

コンドグビア

ラチッチ

ゲデス

バジェホ

マキシ・ゴメス


ウエスカ

アンドレス・フェルナンデス

ペドロ・ロペス

シオバス

プリド

ハビ・ガラン

モスケラ

セオアネ

フアン・カルロス

ラファ・ミル

ダビド・フェレイロ

岡崎


闇が漂うバレンシア

普段は声を出して選手を鼓舞する
ハビ・グラシアもスールシャール状態。
浮かない顔がチーム状態の悪さを物語る。

ここから試合内容。
ビルドアップが安定せず、ボランチ
コンドグビアとラチッチは
守備の面ではいいけれど
展開力に難あり。
コンドグビアは囲まれても剥がすけど
その後の展開がイマイチ。
フロントが放出してしまった
パレホがコントロールしてきた
チームなので凄く苦労が見える。
左のゲデスも囲まれて潰され、
右のジェイソンは何ができるか。
前線の2人は良いボールが来ない。
守備もプレスがハマらないので
取り所失い、対応が後手。
誰も寄せれずにフリーで運ばれたり。
ウエスカのフィニッシュの質に
助けられた試合だった。
後半見せた素早いカウンターには
らしさが詰まってたので、
選手の質自体は低迷するチームの
それじゃない。
この試合で目立っていた
コンドグビアの剥がしと切り替え。
ゲデスの突破。
ガヤの推進力。
ヴァスの正確なプレースキック
ラチッチの身体を活かした守備。
ムサのボール運びとディフェンス。
モチベーションが維持できず
成績が残せなくとも
それは監督、選手の責任ではない。
全ての責任を負うべきはフロント。
 
モスケラがビルドアップで底に君臨、
右サイドでダビド・フェレイロが起点。
セオアネの運び、フアン・カルロスも
細かい繋ぎの場面でいい味。
岡崎も間で受けたり良いタイミングで
クロスボールに反応したり。
ただチームとしてフィニッシュの形が
なかなか見えてこなかった。
運ぶのは上手いけど、
最後が良くないってのは
よく見る現象なのでどこまでシーズン中に
作り込めるか。
ベテラン中心に、一部でやってた選手が
多く面白い存在にもなり得るので期待。
総じてみれば岡崎、
凄く良いチームに行ったんだと思う。
ミケル・リコ、モスケラ、フェレイロに
ボルハ・ガルシアとオンティベロスは
中々のメンツだ。


今回もまとまりなく。

プレミア2節 リーズとフラム

今回はざっくり気になった点の羅列。


リーズ

メリエ

エイリング

コッホ

クーパー

ダラス

フィリップス

エウデル・コスタ

ロドリゴ

ハリソン

バンフォード


フラム

アレオラ

テテ

オドイ

ヘクター

ブライアン

オノマー

ザンボ

リード

カバレイロ

ミトロビッチ

カマラ


●思ったこと

・リーズ

エイリングが好き。

上がるタイミングが抜群。

前のエウデル・コスタも面白い選手で、

2人併せてフラムを崩してた。

何が良いかって、2人のポジショニングが

被らない所。1人が開けばもう1人は

しっかり中に入ってくれる。

2人とも意識が共通できてるようだった。

この意識に関しては、チーム全体で

かなりレベルが高く見えるのが特徴。

3点目のシーン、メリエの綺麗なミドルパスから。

ハリソンとバンフォードが並走して

相手右SBのテテを混乱させた。

4点目では、バンフォードがサイドを

抜けると逆サイドの選手まで

中に入ってきてゴールを狙う。

この分厚い攻撃はシーズン通して

猛威振るうと思う。

ロドリゴは、まだまだ居場所が

見つけられてない。



・フラム

ザンボが昇格組にいちゃいけないレベル。

懐の深さがヤバイ。

ボール取りに来られてもまあ失わない。

パスの質もフラムの中で次元が違った。

正対しても足裏で転がす、

囲まれても身体でブロックして剥がす。

相方のリードも動き多くて引き出せる

サウサンプトン産の良い選手。

アーセナル戦よりボランチ

明らかに安定したことで面白い

チームになってた。

前線のミトロビッチも化け物。

強さを活かしたポストプレー

空中線も流石。

相方のカマラも動き多くて収めて

面白かったけど、

持った後のクオリティに難あり。

フラムはディフェンスラインにかなり

問題があるように見えるので、

改善できないと難しいシーズンになるかも。

センターバックのオドイ、ヘクターじゃ

失点重ねるだけだと思う

面白い選手揃ってるだけに、

守備の整備次第で化ける。



以上、羅列でした。


リーガ2節 ビジャレアルとエイバル

リーガ2節 ビジャレアル–エイバルの思ったこと。

 

ビジャレアル

1アセンホ

2マリオ・ガスパール

3アルビオル

4パウ・トーレス

24ペドラサ

11チュクウェゼ

5パレホ

19コクラン

23モイ・ゴメス

7ジェラール・モレーノ

17パコ・アルカセル

 

17エイバル

1ドミトロビッチ

20コレラ

4オリヴェイラ

3ビガス

11ソアレス

18レシオ

6セルヒオ

10エスポジト

21ペドロ・レオン

17キケ

14乾

 

●前半

〜10分

エイバルの練度の高いプレスに繋ぎの部分で苦戦。

センターバックが開き、パレホを中心にビルドアップするも

受け手もしっかり潰してくるので自陣から出れない展開。

とくにビジャレアルの左SBペドラサはボールを持った時に顔が上がらず

中を見れないので狙われる。

モイ・ゴメス、ジェラールが降りてボールを受け、チュクウェゼ、パコが

裏を伺う形は見えてる。

〜20分

大体どのチームもプレスが持つのは20分なので

エイバルは徐々に落ち始める。パレホが少ないタッチで展開するし

ジェラール、モイ・ゴメスも相手の隙間で受け始めてボールが前進する。

〜30分

25分の場面、アルビオルからモイ・ゴメス、そしてダイレクトでパコへと繋ぐ

素早い展開で一気にゴール前まで。

20分超えたエイバルのプレスは一旦落ち着き、ますます輝くパレホ。

一気に逆サイドまで速いボールを出してしまうのでどうしようもない。

チュクウェゼがオフサイドにかかりまくっている。

〜45分

オフサイドの数が多く、ボールホルダーへのプレスは外せて

顔も上がっているけど受け手とのタイミングが合わない。

ここで取れないとシーズン苦労すると思う。

左はモイ・ゴメスが受けてパコが抜ける。

右はチュクウェゼが抜けてジェラールが受ける。

形は見えているのであとはディテール。

 

●後半

〜10分

HTを挟んで失点しなかったので復活するエイバルのプレス。

後半更に狙いが鋭くなり、相変わらず狙われるペドラサ、そしてパレホに

ボールを受けさせないよう頑張る。

するとコクランが動いてボールを受けたがすかさず刈り取り

ショートカウンターを完結。

得点後も狙いは変わらず。ペドラサは上がるタイミングは良いけど

ボールを持った時に物足りなさ。

〜20分

上手くいかなかったペドラサ、コクランを下げてエストゥピニャンとイボーラ。

このエストゥピニャンの投入が早速活きたのが得点シーン。

左の深めの位置でボールを持つとすぐに顔を上げて中に嫌らしいボール。

処理仕切れず零れたボールを拾い、ジェラールの理不尽で同点。

〜30分

ゴールの8分後、次はパレホ起点にモイ→ジェラール→パコと繋いで

あっという間に逆転。

ビジャレアルはプレスが弱まると少ないタッチ数で繋げる場面が増えて

増えて決定機に繋げられる。

この得点で面白かったのがイボーラのプレー。

動かない事で、相手のマークを止めてパレホとの縦関係を作った。

パスコースが見えているのでパレホに出すときもコーチングしてる。

〜45分

リードしてからは442のコンパクトなブロックで封殺。

中盤とディフェンスラインの間を締めて外を循環させる。

その後は選手交代ラッシュでよく分からなくなった。

久保の出来は途中投入だけど見せ場作れて良かったと思う。

右では抜けるプレー、中では間受け。

 

●総評

ビジャレアルはまだまだ重たいビルドアップだったり

呼吸の合わなさだったりで課題は見えていたけど

面白いチームになる要素あり。

エメリがやりたいのは、ダイレクトプレーの多い素早いフィニッシュのはず。

抜ける選手、受ける選手の役割がハッキリしているロジカルなサッカー。

補強候補でカジェホンが上がったりしてるのは裏抜けの達人だからかな。

 

久保の出番で言うと、ライバルはジェラール・モレーノとモイ・ゴメスか。

どちらもフル出場でいいプレー見せてたし、

しばらくは途中からアピールすることになりそう。